西日暮里のご近所様

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西日暮里工房に近すぎるご近所様のリメイクでございます。
シンプルながらも豪華で品のあるものにしたく大きさで悩みました。枠が小さいとつまらないし、大きいと派手で恥ずかしくてしなくなるかもしれないし、ちょっと豪華かしら、とドキドキするような大きさ!とデザインしました。

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長く西日暮里工房のショーウィンドウに飾って道灌山通りを行き交う方々に見て頂きました。ご近所だといつでも受け取れる安心感がありますね。
お値段は、地金引き取りで 0円でした。それがまたきっかりプラスマイナス0なところも面白かったです。
またお待ちしております。

ペンダント制作

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木目金の残り地金でペンダント制作をお願いされました。
伝統工芸の技術の一つに、布目象嵌というものがあります。今回は四分一という地金に、様々な金種の金箔と銀箔を留めました。メッキと違い、箔ですから分厚いのが特徴です。奥様の小花の意匠の他は、平家納経に見られる箔散らしを参考にして止めました。平清盛は現代のお金に換算して数億もの莫大な費用を費やし、平家納経という絢爛豪華な経を厳島神社に奉納しました。平家という一時代が、平清盛という人物たった一人の代で築き上げられたとは驚きですね。

ペンダントにはお二人からの感謝気持ちがこもっています。どうぞお二人の気持ちと共に大切に身につけて楽しんで頂きたく思います。

天空の光

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作品紹介で以前にUPした天空の光は、画像以上に実物は大変綺麗でした。これはもっとお問い合わせがあってもおかしくなかったのでもう一度作らせて頂ける機会があればと願っていたところ、2013年に木目金の体験で彼のために制作に来られた女性が、今度は結婚指輪でとこの天空の光を希望されて 当社で細かく金をブレンドしてカラーグラデーションに致しました。幅3・5mmでのグラデーションは端から真ん中へと金が明るくなるように致しました。狭い幅でのグラデーションが綺麗に出るかどうかは、最後の仕上げを見る迄はわからなく、やがて見え始めて濃い金が持つ柔らかな光に神々しい感じを受けました。果たしてお二人が気に入ってくださるかどうかお渡しする直前迄 いつも以上に緊張致しました。

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とても控えめな花嫁様が、わあ、嬉しい!嬉しい!と声を挙げられ、新郎様と顔を見合わせられての笑顔にホッとしました。
衣を丁寧に重ねて織り上げるような地道な日々が一瞬で喜びに変わりました。
これから2人で築き上げていかれるご家庭、新郎様は毎日が楽しいそうです。小学校時代の同級生から生まれた初々しいお二人に写真を希望されて大変恥ずかしかったけれど、5年後、10年後とおそらく会えるお二人と撮影したら良かった後悔。。。。

私の希望はメンテナンスで時折当社に依頼またはご自身でメンテナンス体験をしにお客様が戻って来られることです。
指輪をお納めしてさようなら では淋しい。お二人が少しづつ年齢を重ねていい夫婦になられていく姿を見守って行きたいです。
ご結婚おめでとうございます。

桜の季節になったら

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また新しく指輪が誕生しました。来週、Londonで結婚式です。
彼女にあった時は寒い夜でしたがお渡しの時は見事な花盛り。お二人の将来を感じさせるような、そんな夜でした。
いつもは喜び一杯で送り出す私ですが、帰られた後はちょっとさみしい気持ちに。
遠い遠いイングランドで幸せを掴んで欲しいですし、桜の季節が来たら指輪の事を思い出して下さったらと思うのでした。私は思い出します。
ご主人様の指輪にはピンクゴールドで小さな桜の花を象嵌してあります。
いつかお二人で日本の桜を見にいらして下さい。