10年目のゴールイン

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ご交際年数が9年。そして、10年目にゴールインということで木目部分に9枚、内側に一枚で10枚として最初制作致しました。実はこの指輪を手掛けている間に日本伝統工芸展の制作の進行が重なり奥様の希望と違う金色が強いものが出来上がってしまってしまいました。寛大にも長く長くお待ちいただいて非常に恐縮しております。恐る恐る、途中経過のお写真をお送りしたらとても喜んで下さって良かったです。それがその当時のメールです。

素敵です!!!

これでお願いします。

太さはご連絡いただいたサイズで大丈夫です。

 

お時間のない中作り直しをしていただき、

ありがとうございました。

 

せっかく一度作っていただいたのに、

作り直しの依頼をしてしまい、

申し訳なく思っていたのですが、

 

作り直しをお願いしてよかったです。

本当に本当に、素敵です。

 

仕上がりが楽しみです!

どうぞ、よろしくお願いします。

そして、遠方のお客さまだったので宅配便で指輪をお送りいたしました。お二人の御顔は一度しか見ていませんがとてもよく覚えています。ご主人は伝統にこだわってレーザー彫刻ではなく、和彫りで名前を彫ってほしいというご希望でそのように致しました。

 大変お待ちいただいたのでその間、ウチの子も七五三を迎える事になり、花嫁がお仕事をされているスタジオの支店で撮影をすることに。平日にも掛からずとても混んでいてスタッフも大変忙しく立ち回られておられて、きっとMさんもこうして笑顔で働いておられているのだろうと思いながら。。。今は指輪を着けるのを挙式まで我慢されているというお話で、挙式後にこの指輪がたくさんの方の思いで作りに関わる事になるのでしょう。挙式まであとわずかですね。お写真、お待ちしております。

 

 

玉木目のご結婚指輪を東北から作りに見えました。

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玉木目のご結婚指輪を2人で制作したいと云うご相談を受けた時はお近くの方かと思っておりましたら東北からでした。夜行バスに乗ってそのまま来て頂き、1泊して制作して帰られました。お二人ともご交際は大変長いのですがあの震災をきっかけにご結婚を強く意識されるようになったそうです。震災の生々しい話は胸に迫るものがありました。若いのにご苦労なさったのだと思いました。

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聞くところによると花嫁さんはお琴の演奏者だそうです。ぱっと、春の海を思い浮かべました。そうしたら春の海も演奏されるのだそうです。日本の伝統あるお琴にお着物に玉木目の指輪!この指輪の別名は春の海も良いかもしれないですね。プラチナとホワイトゴールド、銀をふんだんに使いました。プラチナも高かったけど、ホワイトゴールドも高かった!材料にとてもお金が掛かりましたが素晴らしい出来上がりになりました。

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花婿さんはとても繊細でお優しい方で笑顔が絶えないのです。お昼休憩で銀座を数時間お二人で過ごされている間に私がスピードアップで制作を進めました。実は玉木目も大変お時間が掛かるものなのです。お二人にも一所懸命作って頂きました。

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ここまで辿り着くまで実は木目金は何を作っているのか分からない状態でお客様が一番不安になる所です。仕上げに近づいていくとこのように模様がはっきり出てきて安心です。

さて今日はクリスマスイブです。指輪が届いた日は感涙だったというメールを頂戴しました。震災を乗り越えてのゴールイン。人生の春が始まりますね。心より祝福申し上げます。どうぞお幸せに。